こんにちは。企画室のグロガン恵美です。

暑さも落ち着き、風が心地良いこの頃。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今週８月１６日(金)～８月１８日(日)は沖縄のお盆ですね。

沖縄のお盆は主に３日間(地域によっては４日間)ございます。

１日目　うんけー　(ご先祖様をお迎えする日)

２日目　なかび

３日目　うーくい　(ご先祖様をお見送りする日)

お盆の期間中は、地域の青年会が町を練り歩きエイサーを披露しています。

これは祖先供養ともいわれ、沖縄のお盆に欠かせません。

またお盆中は、お仏壇へ手を合わせるため、

多くの人が家族や親族の家を訪れます。

誰もが一度は目にしたことがあるお仏壇ですが、

お仏壇の方向や置く場所に良いとされる場所があることをご存じですか

近年では利便性を重視したお家が多いため、

お仏壇の方角、伝統的な間取りを重視した家を建築する人は少ない印象です。

風水

実は、沖縄の伝統的なお家の間取りは風水が取り入れられています。

風水＝占いやおまじない、というような

イメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

風水の本場である中国では、風水は環境学や統計学として勉強する学問でした。

そんな風水を取り入れた沖縄の伝統的なお家のお仏壇は、

北に背を向け、南を向くように設置しています。

下の図は、沖縄の伝統的な住宅の簡単な間取りになります。

それぞれの部屋に役割があり、一番座は客間、二番座は仏間、三番座は居間

として使われます。裏座は家族の寝室や収納として使われますよ。

沖縄の伝統的な家を調べていくと、

琉球の歴史、風水など様々な学びがあります。

面白いので皆さんも是非調べてみてくださいね

それでは皆様、良いお盆をお過ごしください。

 

企画室　宅地建物取引士　設計補助　グロガン恵美