建物老朽化によるリスクとは

こんにちは!

企画室の上原優です。

近年、日本では台風や地震などの自然災害が増加しているように思います。また大規模な自然災害も心配ですね。

日本自然災害を受けやすい条件が、いくつか揃っているとも言われています。

以下3つが主なものです。

 

① 日本は4枚のプレートが衝突しているところに位置しているため、地震や火山活動が活発である

② 南東の海上では熱帯低気圧が発生しやすく、台風の通り道となっている

③ 山地の面積が国土の 約75%を占めているため、河川は急な傾斜を持ち、流れも速く、氾濫が発生しやすい地形となっている

 

自然災害と不動産はとても関係性が深いもので、特にに注意が必要なのが、老朽化した建物です。

現在、日本全土で空き家の数が増加しており、その要因として少子高齢化や、家を相続しても他に住居があるために住宅を必要としないケースが挙げられます。

また、老朽化した建物は築年数が経過しているため、古い耐震基準に基づいて建設されていて、地震などの災害に対して脆弱性が高いものです。

老朽化した建物に起こる危険性

・脆弱な建物は、台風や地震などの自然災害によって、自然に倒壊するリスクがあります。

・害獣、害虫が住み着き、周辺住民に不衛生な環境や不快感をもたらす可能性があります。

・敷地内への無断侵入、廃棄物の不法投棄、盗難、放火などの危険性も考えられます。

対応策として

・古い耐震基準に基づいて建設されている場合、現行の耐震基準法に適合するように、リフォームなどの改修を行う必要があります。

・解体費用は年々上昇おり、また更地のほうが高額で取引できる可能性もあるので、早めに解体をして更地として売買、賃貸する方法もあります。

 

老朽化した建物は、住民の防災、衛生、景観などの生活に対して悪影響を及ぼす恐れがあるので、所有者は家の定期的な管理維持に努めることが大切です。

建物の利用予定がない場合、または維持管理が困難であれば、売却して別の資産への買い替えを検討してみても良いかもしれません。

 

弊社では不動産全般のご相談を承っております。

どんなことでも、お気軽にお問い合わせください!

 

企画室 宅地建物取引士 上原優

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