FM沖縄出演11年目!土地活用の疑問、質問は?『相続の悩みにはどんな事がありますか‥②』
皆さんこんにちは、企画室角本です。
さて、前回に引き続き、ジョイントタイム(FM沖縄毎週放送中)に
寄せられたご質問のQ&Aをご紹介します。
Q. 親は元気ですが、相続の悩みはどんな事がありますか?
参考に教えてください。匿名
A.まず相続で一番の悩みは『誰が何を相続するのか』という事だと
前回お伝えしました。
そして、次に多い悩みとして、『相続の手続き』がございます。
相続手続きは、財産を引き継ぐために必要な法的手続きです。
下記に、簡単な手続きに関するのことをご紹介します
①死亡届の提出と必要書類の収集
・被相続人の死亡により、相続は開始されます。
死亡届は、亡くなった日から7日以内に提出します。
・相続手続きには、
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本、住民票の除票、
相続人全員の戸籍謄本・住民票などが必要になります。
②相続人の確定
・戸籍をもとに、誰が法定相続人かを調べます。
(配偶者・子・兄弟姉妹など)
③遺言書の有無の確認
・遺言書があれば、内容に従って手続きします。
自筆証書遺言がある場合は、家庭裁判所で検認が必要です。
・遺言が無い場合は、
法定相続割合または相続人同士の話し合い(遺産分割協議)で決めます。
④相続財産の調査
・相続財産には、預貯金、不動産、株式、車、借金などがあります。
・財産の内容・評価額を把握することで、
誰が何を引き継ぐかの判断や、相続税の計算が可能になります。
⑤相続放棄(必要な場合)
・財産に借金が多い場合など、相続を放棄する選択もあります。
これは相続開始を知ってから、
3か月以内に家庭裁判所へ申述する必要があります。
⑥遺産分割協議
・相続人全員で『誰が何を相続するか』を決め、
遺産分割協議書を作成します。
・これは不動産や銀行手続きで必要な書類になります。
⑦各種名義変更と財産の引継ぎ
・銀行口座の名義変更・解約
・不動産登記の変更(法務局にて)
・車や保険などの名義変更
⑧相続税の申告・納税(必要な場合)
・相続税がかかる場合、相続開始から10か月以内に申告・納税します。
・納税には現金が必要になる為、
不動産中心の相続では事前の準備が重要です。
このように、相続の手続きは時間と手間がかかります。
また、各手続きには申告・納税期間などもあるため、早めに期間を確認することが大切です。
相続手続きは、複雑な手続きもある為、
お近くの専門家(税理士、司法書士など)に相談することをお勧めします
弊社代表比嘉が出演している
FM沖縄JOINT TIME (毎週金曜日16:25~)
おかげさまで11年目を迎えました
パーソナリティーの伊芸梓さんと共に
土地活用&不動産に関する疑問、質問に
お答えしております
ぜひ聴取いただけると嬉しいです。
企画室 角本