皆さんこんにちは、ジョイント企画室です。

今年の夏もそろそろ終盤ですが、

来週は沖縄のお盆(旧盆)ですね

ご先祖様を迎える準備をされている方も多いのではないでしょうか。

 

さっそく、本日のご質問を紹介します

今週も先週に引き続きクリニックについてのご質問です。

 

Q質問

クリニック開院を予定しています。いろいろ教えて欲しいです。

匿名

Q④質問

プロは立地をどう決めるの？

 

回答

まずは、開院したいエリアが、

空白エリア（医院がない）か、競合エリアかによって

立地の検証手順が違いますが、

ターゲット患者のアクセス（どこから来院する？）が一つ目のポイントです。

検証方法の一つは、空白地域でしたら、

例えば、対象物件に接道している道路の、

右と左どちらから患者さんが来院するのか、

左から7割、右から3割として、

さらにその先の道路分岐点では‥という感じで、

どこ（エリア）からターゲット患者が

来院するのかを道路を辿って見極めていき、

対象物件を検証、またはその過程で、

効果的な立地のエリア全体から、ピンポイントで場所を特定します。

競合地域ですと、一番の競合医院の欠点を補う立地、

又はより有利な立地というように検証します。

通常、皆さん競合が増えると

お互いにとって良くないと考えがちですが

私たちがお手伝いしたケースでは、

一番と2番手では、むしろ良い影響が出ています。

プロは、客観的な目と主観的な目の両方で、物件をかなり

具体的に提案できるものなんですよ。

比嘉忠男

 

 

私も立地選びについて、まとめてみました

 

立地選びは「ターゲット患者さんの生活動線をどれだけ把握できるか」

が重要なポイントになるようです

単純に人通りや交通量の多さだけでなく、

・患者さんが日常的に利用するスーパーや学校などの関係性
・駐車場の有無や出入りのしやすさ
・バス停や主要道路とのアクセスのしやすさ

といった様々な要素も、実際の来院行動に大きく影響します。

 

また、競合医院との距離感は通常では避けてしまいそうですが

「避けるべき」ではなく、

競合医院の欠点を補うという視点は、

なかなか思いつかないですね

 

立地検証は、一見すると地図上の数字やデータの話に見えますが、

実際には「患者さんがどんな気持ちでどこから足を運ぶのか」

という“行動心理”を読み解く作業なんですね

奥深いですね

 

弊社の代表比嘉は、

土地活用の立地をご提案する前に、何度も足を運び、

地域の方へ聞き込みをしております。

長年の経験から、

このような地道な調査もしっかり取り組んでおります

 

 

土地活用の疑問、質問は、

FM沖縄またはジョイントのホームページにて受け付けております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

来週の放送もお楽しみに～

皆様良い週末をお過ごしください。

 

企画室