ジョイントタイム🎶 今日のご質問は?「借地契約書のトラブル実例2」
皆様こんにちは、企画室です。
6月も残りわずかとなりましたが、
皆様いかがお過ごしですか。
本日のFM沖縄 ジョイントタイムは、
先週に引き続き
『借地の契約書トラブル実例2』をご紹介しますね
質問Q
道路沿いの土地を店舗に貸していて今度契約をやり直すのですが専門用語が多くて、何を聞いていいのかもわかりません。注意するポイントはありますか
北谷町 Hさん
回答A
実際に起きた契約書トラブル実例を参考にご紹介します。
借地契約期間が終了すると、原則、更地の状態に
原状回復して土地を返還となりますが、
その原状回復で、予想外の費用を
貸主が負担した実例があります。
トラブルとなった原因は、
お互いの所有区分が曖昧だったためです。
賃借人が原状回復費用を少しでも低く抑えたい希望から
曖昧な部分を自分に有利に主張したため、
地主が予想外の費用を負担した例です。
解決策は、契約書でお互いの所有区分と
原状回復範囲を明確に記載しておくことですね。
比嘉忠男
補足でご紹介しますね・・・
まず原状回復とは、借地契約の終了時に
土地を更地にし、地主へ返還することです。
これは建物の解体のみならず、契約書の内容によっては
地中埋設物の撤去も含まれることがあります。
基本的に契約書の内容に従うことが原則となりますが、
原則であるはずの原状回復を怠り、
借地人がそのまま放置したケース等も稀にあります。
トラブルを防ぐための対策は
①契約書条文の明確化
原状回復の範囲を具体的に明記(解体・地中撤去など)
②解体費用の確認
借主・貸主のどちらが負担するのか具体的に明記・合意
③契約終了前の協議
契約終了の1年前など早い段階で
返還条件を文書で確認することを契約書に明記すること
④専門家へ相談する
信頼できる方への相談
今後のご参考にして頂けますと幸いです。
当社の代表比嘉は、定期借地権のパイオニアとして、
34年の実務経験があり、実績を積み重ねています。
契約書の確認、原状回復、明け渡しに至るまで
豊富な経験を有しており、
あらゆる場面で専門的かつ的確な対応が可能かと思います。
また、地主様・借主様双方の立場に寄り添った
実践的なサポートをご提案しています。
土地活用をご検討中の地主様、
是非、お気軽にご相談くださいませ。
最後になりますが、
FM沖縄ジョイントタイムへの質問は、
下記よりご質問ください
皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております。
JOINT TIMEへのご質問
暑い日々が続いておりますので、
水分補給して、熱中症対策していきましょう
良い週末をお過ごしください
企画室